柏市土谷津の飛龍山円性寺
後本尊、不動明王
移し寺、香川県五剣山八栗寺
ご詠歌、ぼんのうを胸の智火にて八粟をば
    修行者ならでたれか知るべき






 

 本堂裏手の小山に清水観音の祠、右に妙見様の祠がある。その下に六地蔵が並んでいる。
 寺の裏手の道路沿いには土谷津の豪農の家が並ぶ。取手にも「ヤチダ」というかつての湿田を呼ぶ場所が多いが、谷津(ヤツ・ヤチ)とは入り江で谷の底の部分を言い、かつて水利の悪い時代に谷津は水田の条件に適していて利用されていました。  水戸街道の脇往還沿いの一村です、旧家が残るところで円性寺も静かな境内に老桜の古木に癒されます。
 


老い桜 ハイカーきたりて 舞散らす

 【地名】谷津とは山や丘陵の入り込んだ湿地帯をいいます。土谷津には十一の谷津がありました、土の字を上下に分けると十と一になるところから土の谷津、即ち土谷津になったようです。
 境内に、俳人小林一茶と交友のあった雪月庵嘯花こと、ろうそく屋彦兵衛の句碑があります。(読み、嘯花=しょうか)
 ろうそく屋彦兵衛についての資料、
 
「いほりのちり」雪月庵嘯花

 
新説、取手本願寺のルーツ本願寺山








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