利根川橋脇の愛宕社(村社)
御本尊、将軍地蔵尊(勝軍地蔵)
移し寺、香川県補陀落山長尾寺
ご詠歌、あしびきの山鳥の尾の長尾寺 秋の夜すがら御名を唱えよ 








 

 大鹿村(取手競輪場)にあったのですが水戸街道が整備された時に、渡船役務のために水戸家の命令で3部落一戸残らず転移の際に村人とともに移りました。
その後再び水戸街道が国道六号として新生されると、国道が境内を分断したため本社は現在地へと移転し、墓地は国道6号の向側へ2分されて現在に至ります。ここは取手の玄関、交通安全を天から願っておられるようです。
愛宕神社は、元禄15年(1702)の創建、祭神は天火具突知命(かぐつちのみこと)
 別名、火産霊神(ほむすびのかみ)、火之夜藝速男神(ほのやぎはやをのかみ)ともいわれ、金銀財宝の守護、金運、招福、鎮火、防火の神として、亦縁結び夫婦和合にご利益があると広く崇敬されている命とされています。
 御本尊の地蔵尊は鎧甲冑姿の武者の木造です、大師も瓦焼きと古い像です。
 白馬に騎乗した戦闘鎧姿の地蔵尊像。
 この菩薩は釈尊の入滅後、弥勒(みろく)の出生まで、六道の衆生を教化する菩薩でした。よって、供養せんとするものは、現世に福利を得、後世に極楽に生ぜん(輪廻転生)とする。
 地蔵信仰は、日本では平安時代から始まりました、僧形は左手に宝珠、右手に錫杖を持つものが多い。鎌倉時代以降は民間信仰に取り入れられました。
 将軍地蔵は日本の戦国時代に創造されたものといわれ、戦地にて怨親平等(おんしんびょうどう、平等に愛憐する心)の回向(えこう=成仏を祈って死者を供養すること)をしたといわれます。
 








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