新四国相馬霊場第70番第71番
七 十 番 |
元永福寺(廃寺)の霊場を合祀 御本尊、観音堂内の馬頭観音 移し寺、香川県七宝山本山寺 ご詠歌、本山に誰が植えける花なれや 春こそ手折れ手向けにぞなる |
漸 寺 境 内 |
本郷、興隆山寿量院東漸寺観音堂 |
新四国相馬霊場第70番第71番
七 十 一 番 |
興隆山寿量院東漸寺 御本尊、阿弥陀如来 移し寺、香川県剣五山弥谷寺(いやだにじ) ご詠歌、悪人とゆきづれなんも弥谷寺 ただかりそめも良き友ぞよき |
漸 寺 境 内 |
東漸寺(とうぜんじ)は、天正二年(1574)創建。平成16年改築されました。寝釈迦像が本堂内左側に鎮座しています。 茨城県の涅槃像、下妻市金林寺(時宗)、旧新利根町阿弥陀寺(時宗)、波崎市神善寺(真言宗)、岩瀬町小山寺富谷観音(天台宗)です。法海寺は天台宗守谷西林寺末でした。 仁王門は、元禄3年(1690)に寄進されたもので、単層八脚門(やつあしもん)の藁葺屋根となっており市内唯一の仁王門です。 「目隠し銀杏」は樹齢六百年の大銀杏です。伝説によると、乗馬のまま境内に入ると必ず落馬するという。 仁王門から一直線上に観音堂の正面が位置する為、目隠しの為に植樹したとの言い伝えです。 光音禅師の著書では、参拝順路が法海寺69番-永福寺70番-東漸寺71番の順番で紹介されているため、永福寺は桑原から本郷に移転し存在していたことがわかります。 【地名の寺原】 寺原という地名は明治末、寺田と桑原の一部(駒場地区を含む)に行政で一時追加された地名ですが、浸透せず今は使われていません 常総線の駅名、小学校に寺原名が伺えます。下高井の永山も同じ様に永山小中学校があり、地元では使われています。 |