大龍権現といわれ井野、桑原、台宿、青柳、吉田地区の総鎮守でした。
すりこ木が奉納されています。すりこぎで、痛い箇所を叩くと痛みが無くなると言われ、完治した時には、新たにすりこぎを奉納してお礼参りをする、習慣がありました。
この小堂の道を更に行くと「本多作佐衛門」の墳墓「御墓山」があります。
大龍権現は、枕崎市赤水海岸の岩洞穴の中にある赤水大龍権現(綿津見社)の「大龍権現由来記」によると。奈良時代の天平勝宝5年(753)鑑真律師が、航海の途中硫黄島まで来た時に大しけにあい船が壊れて龍神に大事な舎利を奪われた。
そこで鑑真と弟子たちは海に飛び込み龍城金門まで行き、律師が龍神を説得して無事持ち帰りました。 後にこの岩穴に小さな社を建てて大龍権現を崇めるようになったと記されている。利根川沿いでは川漁師の神です。
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