堂の後ろには、数々の尼さんの墓標があります。台座正面の刻名で、文化四年(1805)に山王村、椚村の講中が寄進したことがわかる。両村とも取手市の藤代地区です。 藤代地区には、高須の高徳寺を祈願寺とした「高須大師霊場」がありました。高須霊場は相馬霊場の後に個人の方達が開いた霊場です。 札所があるエリアは広く、龍ケ崎、茎崎、萱場と広範囲で、札所数が120ヶ所ほどあるのですが、野ざらしが多かったためか悲惨 寺原の相馬霊場69番、駒場の大師墓地、岡神社の鳥居脇に石柱等が残っています。
参加者配布資料
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