水戸光圀は、天和二年(1682)水戸街道を実際に利用したのは生涯に一度しかなく、宿泊も藤代本陣であったと伝えられています。
八幡社は村社で永禄元年(1558)の創建です、誉田別命、応神天皇を祀る。寛永六年吉田村の氏神となり、5年後に拝殿が建立されました。
神社内には三峰神社と愛宕神社も祀られています。大師堂には二体の弘法大師像があり下段に光音禅師像が祀られています。
境内には、安永五年(1776)の札所塔や文政四年(1821)銘記の侍道大権現の祠(ほこら)があります。
この一帯はかつて主膳新田、雁金村と呼ばれていましたが、慶安二年(1649)に吉田村となりました。
【 旧水戸街道 】
八幡神社脇の道は、取手市藤代旧庁舎前まで、ほぼ一直線の道ですが、取手市内では最も古い水戸街道です。
水戸街道は、明治五年(1872)4月29日に武蔵国の千住から陸前国岩沼までの太平洋岸の街道を今後「陸前浜街道」と呼ぶという通達が出されたことにより名称が変わりました。
しかし、明治18年、国道番号制により廃止となりました。陸前浜街道という道路名は13年間という短い期間でしたが今でも彼方此方で見られます。
取手には、陸前浜街道として呼ばれています、取手市東から青柳を経て小浮気の常磐線陸前浜街道踏切を渡り、谷中交差点迄の県道299号が該当します。
大正8年(1919)、国道6号が正式名とされました。
【 四国の第13番大日寺の奥の院 】
四国第十三番大日寺の奥の院は建治寺(こんじじ)といって、鎖の行場など修験道の行場が点在し体験する事が出来るので訪れる人が多い、また山菜だけの精進料理が美味いので人気に輪を架けている。
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